【特別企画】精神科医に聞く男女の違い|オトコは発達障害でオンナはボーダーライン?
みなさまこんばんは。
今回は、特別企画として、精神科のドクターに男女の脳の違いについて、現役医師にインタビューしてきました。
一昔前に「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりましたよね。
男女の違いを的確に示したことで有名になりました。
この本を書いたアラン・ピーズさんはボディランゲージの専門家です。
今回の記事は、それの精神科医バージョンです。
私たち一般人とはちがい、脳と心の専門家である精神科医から見た男女の脳の違いとは?
ズバリ
「オトコは発達障害、オンナはボーダーライン」
だそうです。
「発達障害」「ボーダーライン」というのは病気の名前で、後ほどご説明します。
お読みいただく際の注意点ですが、これらの病気は、社会生活を困難にする重大なものなので、オトコやオンナがみんなこの病気であるという意味では決してありません。
これらの病気の特徴が、オトコとオンナの特徴によく符合するということです。
それでは、詳しく見てみましょう。
オトコは発達障害でオンナはボーダー?
みなさま、「発達障害」や「ボーダーライン」という病気を聞いたことがありますか?
ここでいう発達障害とは、「広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorder)」のことをいいます。
アスペルガー障害(Asperger's Disorder)や自閉症(Autistic Disorder)がよく知られており、自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorder)に位置付けられます。
日本でも、「大人の発達障害」という言葉がはやり、最近知名度が増しています。
「ボーダーライン」とは、正確には境界性人格障害(Borderline Personality Disorder)といいます。
境界=ボーダーラインなので、日本ではそう呼ばれることもあります。
それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
広汎性発達障害の特徴
広汎性発達障害とは、社会性やコミュニケーション能力の発達遅滞を特徴とする発達障害です。
大きく2つの特徴があるといわれています。
- 社会関係、コミュニケーションが苦手
- 関心や態度が偏っている
もう少し詳しく見てみましょう。
1の「社会関係、コミュニケーションが苦手」というのは、ざっと次のような感じになります。
- 言語以外の多彩な表現が苦手
- 人間関係が苦手
- 他人と感情や行動を共有するのが苦手
やたらとぶっきらぼうな話し方、笑顔に笑顔を返せない、怒ってる人を理路整然と説き伏せようとしてもっと怒らせる、みんなが笑っているのに同じタイミングで笑えない、いつもひとりで孤立しているなどなど。
2の「関心や態度が偏っている」というのは、ざっと次のような感じになります。
- 特定のことに興味が偏る
- 特定のルーティンややり方にこだわって融通がきかない
- 同じ動作を何回も繰り返す
- 物の一部分にものすごく執着する
ひたすら切手、フィギュア、カードなどを集め続ける、毎日同じ時間に風呂に入らないと落ち着かない、何回も何回も同じゲームをやる、車のナンバープレートにハマる、歴史に異常に詳しい、メカを一日中いじっているなどなど。
まとめると、他人との関係が不器用で、自分の世界にどっぷりハマるといった感じでしょうか。
要注意!
ここで挙げた特徴は、診断基準じゃありません。
広汎性発達障害の人には、こういう特徴を持った人が多いということです。
誤解のないように添えておきます。
詳しく知りたいという方には、次の書籍がオススメです。
さて、こういった特徴が当てはまる人、身の回りにいませんか?
そして、やけに男性に多くありませんか?
ちなみに、広汎性発達障害の発症率は、男性が女性の数倍です。
境界性人格障害の特徴
境界性人格障害とは、パーソナリティ障害の一つで、日本でも「ボーダーラインパーソナリティ」などと呼ばれて知られています。
対人関係、自己像、感情が不安定になり、著しく衝動的な行動をとるという人格障害です。
精神的に不安定で、気持ちが両極端を行き来するというのが特徴です。
もう少し詳しく見てみると、次のような特徴があります。
- 他人に見捨てられることが不安
- 気分が上下しやすい
- 相手を理想化したかと思えば一転、こき下ろす
- 自分に自信がない、自分が嫌い
愛情にものすごく飢えていてさみしがり、一人ぼっちになるのが嫌で無理に合わせる、急に怒ったり泣いたりする、最高の人を見つけたといって徹底的に尽くす、が、裏切られたなどと言って一転して憎みまくる、ありのままの自分に自信がないのでなるべく個性を消そうとするなどなど。
まとめると、依存的で極端といった感じでしょうか。
再度要注意!
ここで挙げた特徴は、診断基準じゃありません。
境界性人格障害の人には、こういう特徴を持った人が多いということです。
誤解のないように添えておきます。
詳しく知りたい方には、次の書籍がオススメです。
パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
- 作者: 岡田尊司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/06/01
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さて、こういった特徴に当てはまる人、周りにけっこういませんか?
そして、やけに女性に多くありませんか?
ちなみに、境界性人格障害と診断される女性は、男性の数倍です。
もっと全般的に学びたい方には、次の書籍がオススメです。
Psychiatry (Oxford Medical Publications)
- 作者: John Geddes,Jonathan Price,Rebecca McKnight,Michael Gelder,Richard Mayou
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
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まとめ
いかがだったでしょうか。
確かに、男性には広汎性発達障害的な特徴を持った人が多く、女性には境界性人格障害的な特徴を持った人が多い気がします。
このような男女の脳の違いを知っていれば、無用な誤解やすれ違いを減らして上手に付き合うことができますね。
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