【弁護士が解説!】契約結婚は違法!?
契約結婚は違法なの?
その疑問に、弁護士がお答えします。
契約結婚と聞くと
●それって偽装結婚なんじゃないの?
●違法なんじゃないの?
と疑問に持つ人が多いです。
ご安心ください。
きちんとご説明します。
違法という言い方は正確ではありません。
結婚に関しては、違法ではなく「無効」という言葉を使います。
では、どんな場合に偽装結婚=無効な結婚になってしまうのでしょうか?
無効になってしまうような偽装結婚とそうじゃない契約結婚を分ける基準は何なのでしょうか?
基準は、次のキーワードです。
それは
同居・協力(民法752条)
です。
それでは、考えてみましょう。
同居もしないし協力もしない結婚は?
偽装結婚で無効です。
有名な裁判をご紹介しましょう。
お互いの家庭の事情で入籍できない恋人同士が、生まれた子供を夫婦の子として届けてあげるためだけに入籍して、その後、男性は別の人と入籍するために、すぐ離婚するつもりだったというケース
最高裁判所は、結婚は無効だと判断しました。
同居も協力もしてないですからね。
同じように考えて、国籍を取らせるためだけの入籍は、偽装結婚で無効だと判断されます。
協力はするけど同居しないという結婚は?
絶対に同居しないという約束をする場合は、偽装結婚で無効だと判断されます。
これは注意すべきポイントですね。
そこまで極端ではない場合は、ケースバイケースです。
一般の方では判断は難しいでしょうし、弁護士でも難しいです。
慎重に調査する必要があります。
まとめ
まとめましょう。
■同居する結婚→偽装結婚ではない
■同居しない結婚
▶全く同居しない→偽装結婚で無効
▶それ以外→同居の程度と協力の程度に応じてケースバイケース
ちょっと法律用語が多くで難しかったかも知れません。
ご理解いただけましたか?
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