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契約結婚は合法?夫婦財産契約について弁護士が解説(2)向いてる人は?

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弁護士の平です。

前回は、法律上認められた契約結婚として、夫婦財産契約についてカンタンにご紹介しました。

結婚生活をはじめた途端、住宅ローン、生命保険、家賃、光熱費、子どもの教育費、食費、お互いの借金など、あらゆるお金の問題がでてきます。

幸せ気分のときは、経済的な話をあまり気にせず、話を進めてしまうものです。

せっかくの幸せムードにお金の話で水を差したくないと思うキモチはよくわかります。

しかし

後からこんなはずじゃなかった・・

となっても時すでに遅しです。

経済面については、少しでもモメてしまうと、後々の結婚生活に重大な影響が及びかねません。

そういったことが起こらないように夫婦財産契約を結んでおくというのは、とても良い方法です。

でも、あまり聞いたことのない夫婦財産契約。

今回は、パート2として、夫婦財産契約を結ぶのに向いてる人について、ご説明します。

夫婦財産契約を結ぶのに向いてる人は?

夫婦財産契約は、全員にとってベストな選択肢とは限りません。

また、夫婦財産契約を結んだほうがいい人だったとしても、金銭面についてそれなりにシビアなやりとりをすることになります。

そういったことに心理的に強い抵抗を感じてしまう人は、あまり向いているとはいえません。

夫婦財産契約を結ぶのにもっとも向いているのは対等で隠し事なく、なんでも話せるカップです。

詳しくいうと、次の条件を満たすカップルです。

  • 対等に関わっていきたいカップ
  • お互いの経済状況についてきっちり開示できるカップ
  • 経済面についてきちっと話す覚悟のあるカップ

うーん、難しいかも・・・

と思われるかもしれません。

しかし、今はそうじゃなくても、夫婦財産契約についてきちんと話しあおうとすれば、自然とこんなカップルになれますよ。

詳しくご説明します。

対等に関わっていきたいカップ

片方が強くて、片方が言うことを聞くというような、対等ではない夫婦関係を望む人にとっては、夫婦財産契約はオススメできません。

夫婦財産契約は、今後の夫婦生活を貫くルールです。

なので、お互いが一生懸命話し合って、決めなければいけません。

少しでも不満がある部分については、きちんと話し合ってお互いに納得していく必要があります。

これは、対等に関わっていきたい夫婦にしかできないことです。

一方的に強い方だけの言い分で作った夫婦財産契約には、大きく2つの欠点があります。

1つは、時のテストに耐えられないということです。

夫婦の関係が悪化した時、不利な条件で契約を結ばされた方は、不満が爆発して、契約を無視することが多いです。

無理やり結ばされた、任せっきりにしてたからこんな内容だとは思わなかった、などと猛反論してくることもあります。

そうなると、夫婦財産契約の効力は半減してしまいます。

2つには、裁判所のテストに耐えられないということです。

裁判所は、不公平な条項については、いくら夫婦で合意していても無効にする可能性があります。

一方的に結ばせた契約は、裁判でも無効にされてしまう可能性があるんです。

 

このように、きちっとお互いが守り続けていき、裁判でも有効にしてもらえるような夫婦財産契約を結べるのは、対等に話し合える夫婦です。

お互いの経済状況についてきっちり開示できるカップ

夫婦財産契約を結ぶには、お互いの経済状況についてきっちりと開示することが大切です。

開示する内容は、お互いの資産(収入、預金、土地、車、株、証券、保険、相続財産など)と負債(借金、奨学金、カードローン、前婚にまつわる養育費・慰謝料など)です。

  • この借金を隠しておきたい・・・
  • 前妻への慰謝料と養育費を滞納しているのをバレたくない・・

などと思う方のいるかもしれません。

しかし、隠し事をして財産契約を結ぶと、後から思わぬトラブルになることがあります。

相手から、嘘をついて結ばされた契約なんて従いたくない、と言われてしまったり、本当に裁判で無効にされてしまうこともあります。

きちんと夫婦財産契約を結ぶには、お互いの経済状況についてきっちり開示できることが必要です。

経済面についてきちっと話す覚悟のあるカップ

アメリカの夫婦財産契約の教科書の一節を引用しましょう。

向きあいましょう!

ふつう、私達はお金ではなく愛のために結婚します。

しかし、結婚した夫婦は、精神的、感情的、肉体的なパートナーになるだけではなく、経済的なパートナーにもなるのです。

遅かれ早かれ、経済的な問題は出てきます。

共有の口座を作るのか、誰が請求書を支払うのか・・などなど。

そうなんです。経済的な問題は、避けては通れないんです。

お金の話題を口に出すのはなかなか大変です。

きちんと話し合うのはもっと大変です。

ロマンスに浸っている時、お金の話は、場違いな気がします。

もしモメてしまったら、なんて思うととても口にできません。

過去の借金について話すのは、とてもイヤなものです。

パートナーに大きな借金があるのをわかっていて、恥ずかしい思いをさせたくないから触れないでおくということもあるでしょう。

 契約社会のアメリカ人ですら、かなり抵抗を感じるのがこの話題です。

奥手な日本人にとっては、もっともっと抵抗は大きいでしょう。

夫婦財産契約を結びたいなら、この部分をきちんと覚悟しておかなければなりません。

きちんと、避けては通れない経済問題をクリアしておくなら、早いにこしたことはありません。

きちんと話すことで、絆が深まりますよ。

 

まとめ

夫婦財産契約に向いている夫婦についてお話してきました。

この条件を満たせるカップルは、なかなかいません。

対等で隠し事なく、なんでも話せるカップ

今、そうだという方、そうなりたいという方は、一度、夫婦財産契約を検討してみてはいかがでしょうか。

最初は、ためらっていた方も、真剣に話しあう中で、そういったカップルに成長していきます!

これだけ真剣に話せるカップルは少ないです。

きっといいご夫婦になれますよ!

 

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