なぜ「髪は女の命」なの？男と女の問題を科学で解決！
感情的になりがちなオトコとオンナの問題を、科学的に分析するコーナーです。
今回のテーマは
「なぜ髪はオンナの命なのか」
です。
髪は女性にとってものすごく大切ですよね。
髪の状態ひとつで一日の気分がガラッと変わってしまう人も多いんじゃないでしょうか。
毎日毎日CMで長い髪をサラーッと流す女性を見ない日はありません。
電車の中吊り広告でも、女性の髪が風にサーッとなびいているものがとても多いです。
早ければ小学生から髪にカラーを入れる子が出てきます。
お年寄りでも、髪の染め方を工夫しておしゃれしている人がたくさんいます。
まさに髪は女の命です。
それも、人生を通してです。
そんな女性の髪のために、毎日毎日ものすごい数のシャンプー、トリートメント、コンディショナー、ヘアオイル、染料、ヘアブラシなどなど、いくつもの製品が開発されています。
髪に尽くすお仕事である美容師さんの数も年々増え続け、５０万人を超えています。
これほどまでに女性が髪に情熱を注ぐのはなぜなんでしょうか？
そこには、生物学的に深い理由がありました。
髪は魅力の宝石箱
私達は、感覚の動物です。
五感が惹かれるものに吸い寄せられます。
さあ、この点において、髪は魅力の宝石箱です。
なぜなら
- 色
- 輝き
- なめらかさ
- 香り
- 動き
といった、感覚をフルに刺激する特徴が全部つめ込まれているからです。
まさに、髪は魅力の宝石箱です。
ステキな髪を持っているだけで、少なくとも視覚、触覚、嗅覚にダイレクトに訴えかけることができちゃいます。
男性も、女性の髪のいい匂いにグッとくることが多いですよね。
その証拠に、結婚後の女性は他のオトコに髪を見せてはいけないというルールが色んな文化にありました。
古代ローマ、ギリシャ、中世イタリア、現代の厳格なユダヤ教徒などなど。
それほど、髪はオトコをそそるものなんです。
しかし、ただ心地良いだけのものなら、「女の命」とまで言っちゃっていんでしょうか？
そこにはもっと深い事実がありました。
髪は女の履歴書
生物的に見て、髪は女性の目で見て分かる履歴書としての役目を果たします。
どういうことか説明しましょう。
まず、私達は髪がなくなっても、死にません（特に私リケジョは死なないどころか、何かから開放されて元気になるかもしれません）。
当然ですよね。
体が弱った動物は、真っ先にいらない機能を捨てていきます。
人間にとって、髪は最もはじめに切り捨てられる機能です。
だから、体が弱いかどうかは髪を見れば見抜けます。
弱ると髪にモロ影響が出るからです。
逆に、豊かな美しい髪は、それだけエネルギーが有り余っているすごい元気でセクシーなメスだということの証になります。
履歴書でいうところの写真のような役割と言えるでしょう。
なので、人は美しい髪に憧れます。
それだけじゃありません。
髪からは過去の経歴も読み取ることができます。
皮膚は新陳代謝で１月ほどで入れ替わりますが、髪はそうはいきません。
５年以上、頭皮に残り続けることはザラです。
ギネス記録で５．６メートルの髪の長さを持つXIE QIUPINGさんは、３０年くらい伸ばし続けているそうです。
そうすると、髪の毛には過去数年の生活状況が全部つめ込まれているんです。
今、めちゃくちゃ健康に生活していても、去年荒れ果てた生活をしていれば、去年に伸びた部分の髪は傷ついています。
過去をごまかせないのが髪です。
髪の毛を見れば、数年分の過去がバレてしまうんです。
まさに髪は女の履歴書です。
目ざといオスが、メスのこんな赤裸々な履歴書を見逃すはずはありませんよね。
なので、長くて美しい髪は男女の憧れの的なのです。
まとめ
まさに、髪は女の命。
- 髪はオトコの感覚を強烈に刺激する
- 髪を見れば健康かどうかが分かる
- 髪を見れば女の過去が分かる
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