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オトコが浮気をするのは当たり前!?男と女の科学

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感情的になりがちなオトコとオンナの問題を、科学的に分析します。

今回のテーマは

オトコが浮気をするのは当たり前

です。

最近では女性の浮気も増えているようですが、やはり男性の浮気のほうが多いのではないでしょうか。

浮気はいけないことだと批判するのは簡単ですが、それでも浮気はなくなりません。

この際、倫理的な問題は脇にのけ、オトコ=オスの本質に迫りながら、この問題と向き合ってみましょう。

その際の道しるべとなる知見が、次の本です。

文庫 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか (草思社文庫)

生物学者の目から人間のオトコとオンナを観察した名著です。

ちなみに、原書英語版のタイトルは”Why is Sex Fun?”です。

 

オトコ=オス

人間といっても、男は動物であり、オスです。

我々の背後には、悠久の進化の歴史があります。

なぜ私たちが今日生きているのか?

それはご先祖様が過酷な自然淘汰を生き延びてきてくれたからです。

私たちは過酷な自然淘汰を生き延びた戦士たちの末裔です。

生半可な甘い生き方では過酷な自然を生き延びることができません。

冷徹で理にかなった生き方をした祖先だけが生き延びてきました。

今も私たちは、そういった祖先の遺伝子を受け継いでいます。

日本人には皆、アフリカ、ユーラシア大陸を渡り、過酷な自然と戦いながら日本までやってきた屈強な戦士の血が流れているのです。

では、生き延びてきた男=オスにはどのような能力があるんでしょうか。

ズバリ

  • できるだけ多くのメスを妊娠させて自分の子を産ませる
  • 生まれた子をできるだけ死なさずに大人にして子孫を残させる

能力です。

この能力が高い選ばれしオトコたちが、今日まで生き延びています。

そう思うと、オトコから生物としてのオスの匂いを感じませんか?

さて、能力の高いオスはどんなオスなのでしょう?

優秀なオスの条件

まず、一つ目の点「できるだけ多くのメスを妊娠させて自分の子を産ませる能力」について見てみます。

人間のオスとメスは、子を産むのに必要な労力が全然違います。

オスはメスの膣内に射精するだけです。

早ければ1分です。

若い個体であれば、次に射精するまで、1日を要しません。

一方、メスは、子を身ごもって産まないといけません。

10か月かかります。

次に妊娠するまで、2年近くはかかります。

さて、このようなオスとメスの世の中で、今日まで生き残ってきた我々の祖先はどういう行動を取ったでしょうか?

10か月、メスのそばでずっとメスを見守って、生まれた後もずっとメスと添い遂げたオスが生き残ってきたでしょうか?

自然がそんな甘いはずはないですよね。

その間にオスは死んでしまうかもしれない、メスが死んでしまうかもしれない、死産するかもしれない、生まれた子が間もなく死んでしまうかもしれない。

ものすごいリスクです。

リスクを分散させないと、子孫が絶えて、ジエンドです。

妊娠させたメスが次の子を妊娠できるまでの間に、何人かのメスを妊娠させたオスが生き残ったに決まっています。

そんなオスとメスの子孫を残す能力の違いを表す例をどうぞ。

19世紀のインド、ハイデラバードの王子ニザムです。

彼のハーレムでは、1週間で4人が出産し、翌週には9人が出産予定だったとか。

(Wikipediaより ニザムの王 同一人物かどうかは不明)

一方、生き延びてきたメスは、オスとはだいぶん違います。

交尾の回数が多ければ多いほど生存競争に強いかというとそうではありません。

なぜなら、いくら多くのオスと交尾しても、メスが産める子どもの数は大して増えないからです。

むしろ、妊娠中、子育て初期の弱い時期を、オスに守ってもらえるようなメスが生き延びたことでしょう。

次に、二つ目の点、「生まれた子をできるだけ死なさず大人にして子孫を残させる能力」について見ていきます。

人間の赤ちゃんには大きな特徴があります。

それは、独り立ちできるようになるまでものすごい時間がかるということです。

生まれてから10年くらいは守られていないと生きていけません。

これだけの期間、メスだけで子を守るのは至難の業です。

なので、生き延びてきたオスは、メスと子を守る能力が高いです。

妊娠させてはいおしまいのオトコではだめです。

大切な子が死んでしまいます。

しかしここで二つ条件があります。

まず一つ目。

優秀なオスが守るべき子は、自分の遺伝子を継いだ子に限られます。

これの見極めが人間には難しい。

どういうことかというと、体外受精、つまり、卵に精子をかけるタイプの授精だと、自分の子だということが一発でわかります。

しかし人間の授精はメスの体内、膣の奥底、子宮頸部のさらに奥、子宮を旅して行き着く先の卵管という神秘の回廊のつき当りで行われます。

神秘の回廊の持ち主のメスには自分の子かどうか一発で分かります。

しかし、オスは神秘の回廊を眺めることすらできないので、できた子が自分の子なのか、他のオスとの間でちゃっかり妊娠した子なのか分からない。

他のオスの子を自分の子と勘違いして守るオスはアホウです。

したがって、優秀なオスは、処女もしくは妊娠していない可能性の高いメスを見分ける能力が高かったでしょう。

次に二つ目。

全部の子に愛情をまんべんなく注ぐオスが生き残ったでしょうか?

当たり前ですが、弱い子供を育てても、次の子孫を残せる可能性は低い。

そうなると、優秀なオスは、強い子供を育てようとしたはずです。

したがって、優秀なオスは、子供を厳しく育てて、強い子を大切にしたでしょう。

 

バレない浮気は、生殖戦略的には最強

さて、ここまで見てきて、あることに気づきます。

それは、オスにとって、ばれない浮気は最強だということです。

つまり、メスを妊娠させても、人間の場合は自分の子かどうかが確信できないので、うっかり自分の子だと勘違いしたつがいのオトコに子育てをさせれば、労力をほとんどかけずに子を残すことができます。

 

現代日本にあてはめると

以上みてきた通り、今日まで生き延びてきた優秀なオスは、次の能力が高いはずです。

  • 多くのメスを妊娠させる
  • 処女か妊娠していないメスを見極める
  • 強い子を選び、一人前になるように守り育てる

これって、まさに戦前のオトコたちじゃありませんか。

妾を囲い、若い妻を嫁にもらい、子供にはめっぽう厳しい。

今でも優秀なビジネスマンや事業家にはこういうタイプが多いのでは?

ちなみに現在は、DNA鑑定を使えば自分の子を見極めることができるので、処女か妊娠していないメスを見極める能力は、今後あまり必要じゃなくなってくるかもしれません。

また、現代日本は福祉が整っているので、父親が子を一人前になるように守り育てる能力がなくても、子は死にません。

実際、戦後間もないころに比べて、乳児の死亡率は15分の1になっています。

 

厚生労働省年次報告乳児死亡率の年次統計

そうすると、強い子を選んで厳しく育て、妻を守るかっこいい、いぶし銀なオトコたちは、生存競争で特に有利じゃなくなっている可能性もあります。

実際、こういう男性は如実に減ってませんか・・・?

まとめ

以上、オトコたちには祖先の強い血が流れている以上、浮気をしたり、若い女性を追っかけたり、子供に厳しく当たったりするのは、自然なことだといえます。

ただ、現代日本の環境には、ミスマッチ。

しかし、数百万年の本能が、そう簡単に書き換わるはずはありません。

現代のように、妻だけを一生愛し、女性を年齢で差別せず、子どもを甘やかす理想のオトコは、過去であれば子孫を残せなかったでしょう。

倫理ではわかっていても、メスとして、本能ではそういったオトコにどこか物足りないものを感じませんか?

これも強くていいオトコを選び抜いてきた先祖のオンナたちの熱い血によるもので、そう簡単には変わらないのかもしれません。

 

 

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